久しぶりの党首討論の意味

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  27日に自民党と民主党の党首討論が行われるという。他の政党は討論に参加できない不公平な制度(取り決め)だが、それはひとまず措くとして、討論すること自体にある程度の意味はある。

 麻生太郎氏と鳩山由紀夫氏には、年金、医療、介護―等々で聞きたいことは山ほどあるが、多分、両者とも、①政治とカネ②ばら撒き予算の財源③世襲問題-等に時間を使うのではないかと予想する。①③は両党共にすねに傷のある立場につき、面白くなりそうだが、説明責任を果たそうとしない、二階、小沢の両氏に代わって政党としての説明責任を果たしてもらいたいものである。②の選挙目当てのばら撒きの財源問題も目を離せなくなりそうだ。「百年に一度」を合言葉に何でもありの自民党に対し、政権交代を目的化し、「政権交代が先だ。政策は後でもいい」(小沢一郎前代表)と、無責任なことを言っていたのが民主党。だが、財源を明示する方針という岡田克也氏が幹事長に就任したのに伴い、任命者の鳩山氏は国民を納得させるだけの具体的な財源の説明をする必要がある。それができずに立ち往生するようでは、目的化している政権交代自体がおぼつかない。
 案外、この討論が総選挙の風向きを大きく左右することになるかもしれない大切な場であることを鳩山氏は意識し、小渕首相時代の党首討論で、「今朝は何を食べてきましたか」と、くだらない質問から始めて持ち時間を浪費した愚を繰り返さないでほしいものである。

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