ツイッターを勧められた
新しいことに挑戦するのは苦手なはずだが、妻に先に逝かれて時間を持て余していると思われたのか、息子にツイッターを勧められた。
凝り性な性格だから、やりだせば意欲が湧き上がるのかもしれない。140字の短い文章は難しいが、「Twitter小説」なるものも存在するようだ。短い小説には掌編小説なる分野がある。また、300文字の超短編を募集しているところもある。31文字の短歌も17文字の俳句や川柳だって文学だ。よし、ツイッターを始めてみよう。こうして簡単に乗せられてしまった。
小説では300枚ほどの作品で新人賞に応募したことがあるが、見事(?)に落選した。だが、応募すると決めたことをやり抜いた事実を妻は当時、「すごいことよ」と評価してくれた。この頃書いているのは老老介護の記録である。妻と二人で必死に戦った介護の記録を残すのも意義のあることと考えて始めたのだが、妻が逝ってからまだ半年足らず、原稿に目を通すたびに胸がつまる。仮題は『泣き笑い時には恐怖の 老老介護の記録・八十歳の夫が妻を看取るまで』とした。
転んでもただでは起きない性格の私だ。旧知の仲の菅直人氏(現首相)に読んでいただき、私の感じた同制度の問題点の解決のために役立ててもらいたいとの気持ちもある。橋本内閣当時に厚生相として、自民党を説得して介護保険を実現させてくれた菅氏なら,必ず取り組んでくれるはずだ。菅氏は若いころからよく我が家に来て私と酒を酌み交わしながら議論していたものだ。妻は菅氏の熱心なファンだった。その妻の葬儀に際し、同氏(当時は副総理)には丁重な対応をいただいた。妻もさぞかし嬉しかったに違いない。そんなことを考えながら、毎日、少しずつ筆を進めている。これも今年中に脱稿する予定。この調子では、あの世で妻と枕を並べて眠る直前まで何かを書き続けるようである。
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